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【被災】大地震

日記

今日、日本の広い地方で、大きな大きな地震がありましたね。ちょうど2時半過ぎくらいでしょうか。僕は、ちょうどDreamweaverの授業をしておりました。通常、授業をしている時ってのは、立っているインストラクターよりも座っている生徒さんの方が地震には敏感なので、今回も生徒さんが「はっ」とした表情をしたな、と思ったら、グラッと。教室のドアを開けつつ、すぐにおさまるだろう、と思っていたら、どんどん揺れが強くなってくる。しまいには、壁に手をついてないと立ってられないくらいになってきたので、生徒さんに手荷物を持つように案内し、スクールの入口を開放に。外を見ると、路上の車がすべて停車しており、道行く人も不安そうに頭上を見上げていました。そのうち、スクールのあちらこちらから「みしみし」という音がしはじめ、天井から謎の白い粉が降ってきました。普段、避難訓練とかしていない会社なので、こういう時に、どういう行動をしていいのか、わからないんです。とりあえず、閉じ込められちゃまずい、ってことで、他のスタッフとスクールの入口を開け放して押さえて、生徒さんはすぐに逃げられるようにルートを確保するくらい。その時点で、自宅が気になって気になって。相方は?ベイベは?まだ余震が続く中、だましだまし授業を続けて、3時過ぎに休憩へ。家に電話をしてみるも、すでに電話はパンク。携帯を見ると、相方から「2人とも無事」とのCメールが届いてました。ひとまずほっと胸をなでおろしました。その後も、ドキドキしながら授業を続け、時々揺れを感じながらも17時に講習を終了。生徒さんを見送ってから、さて、どうするか、と。ネットで確認すると、鉄道は全線ストップ。復旧の見込みなし、と。──────────────────ガンダムカフェも閉店実は、今日は帰りがけに秋葉原に行こうと思っていました。どうせ東京に足止めくらうなら、秋葉原に行って用事だけも済ませてこよう、と歩いて秋葉原へ。歩道は、歩いて家を目指す人でごった返していました。肩がぶつかるくらいの密集度で、前の人を追い抜くこともできません。仕方なしに、人の流れのペースにまかせて30分ほどかけて秋葉原へ。そしたらまぁ…コンビニと飲食店以外は、軒並み閉店。。。ガンダムカフェに用事があったのですが、こちらもすでに閉店。そりゃそうか。。。電気街でやっていたのは、携帯用の非常用バッテリーを売っているお店と、ヤマダ電機くらいでした。そうだ、会社に泊まり込むことになったら、おなかがすくだろう、とコンビニへ。しかしながら、この時点で、どのコンビニもお弁当やパンはすっからかん。スナック菓子がまだある状態だったので、かごいっぱいに買いこんで、飯田橋に戻ることに。──────────────────お茶の水を超えたあたりで品のよさそうなおばさまに時間を聞かれました。「あぁ、ちょうど8時半くらいですよ」と答えて、歩き始めると、少しして後ろからおばさまがやってきて、「すみません、どちらまで行かれるんですか?」と。「え?飯田橋ですけど・・・」「もしよかったら、少しお話できませんか?私、小岩から歩いてるんですけど、ずっと一人で、心細くて」「あ、はい。そういうことでしたら、僕なんかでよければ」ってことで、思わぬ同行者ができました。小岩から3時間、延々と歩き続けていたらしいです。しかもよりによって携帯を忘れてきた日らしく、外部との接触がまったくない状態で。そりゃ、心細いよね。少し、お互いのことを話し、会社でどんな状態だったのか、お台場の火事がオフィスから見えたとか、水槽が倒れそうで、必死に押さえていたとか。練馬まで帰るんだ、と言っていました。「あなたに話しかけてよかった。ホッとしました。(ひとりって状況に)ずっと緊張してたのね、わたし」なんだか、こんな時だから、誰か1人でも役に立てたのなら良かったです。やがて飯田橋に到着し、お別れを言って会社に戻りました。──────────────────みんな残っているかと思ってたら、誰もいませんでした(笑でも、他の部署のメンバーが、プリンタでGoogleマップの周辺地図を大量にプリントアウトして、外を歩いている人たちに配っていました。同僚のその行為に、ちょっと感動しました。現在、地下鉄のいくつかが運行を再開したものの、東西線は相変わらず復旧のめどがたたず、こりゃ、泊まり確定だな、とあきらめかけたところで、このブログを書いています。明日は、始発は始発で大変そうなので、少しして、秋葉原にまた寄って、本来の用事を済ませてから、昼前くらいに帰ろうかな。家には実家の母が泊まりに来てくれたらしいです。相方が昨日から風邪をひいているので、少しだけ安心しました。さぁて、夜は長い。仕事すっかーーー!!