【Windows8】文字をドラッグした際の背景色を変えたい
2015/5/22
PC
t-hosoの仕事はPCインストラクターです。
んで、HTMLやらCSSやらでホームページを作る方法をレクチャーしていたりするわけですが...
HTMLとかCSSのコードを書くときには、こちらで一度、ダダダダッと打ち込んでおいて、「さぁ、これを打ってください」ってな流れで生徒さんにもタイピングしてもらいます。
そんな中、ソースのどの部分を打ってもらうのかわかりやすいように、ドラッグで選択しておくのですが...
私の使っているPCはWindows8.1なので、メモ帳で書いた文字列をドラッグすると、こんな色になります。
悪くはないんですけど、この背景のブルーが意外と明度が高くて、長時間見ていると目が疲れるんですね。
現に生徒さんには、授業中に目薬をさす人が続出です。
んで、このドラッグ選択した時の背景色変えられないかなぁ、と前から思っておりました。
前のWindowsの時には、コントロールパネルの画面の設定からできてたんですよね。
が、それがWin8ではできない。
カスタマイズ系のフリーソフトとか入れればできそうですけれども、会社のPCですので、ホイホイとインストールするわけにもいきません。
どーすっかなー、とレジストリ眺めていたら、それっぽい設定をいじってみたら、できたので、備忘録代わりに書いておきます。
似たようなお悩みの人の参考になれば。。
ご注意
今回行う作業は、Windowsのレジストリをいじります。いじり方間違えるとPCが起動しなくなることもありますので、事前に大切なデータはバックアップしておきましょう。
なお、この記事を読んで何か起きてしまっても、責任は負えませんので、自己責任でお願いいたしまする。
レジストリエディタの起動
さて、レジストリいじりますので、レジストリエディタを起動します。
起動は簡単で、キーボードの「Windows」キーを押しながら「R」キーを押します。
画面に「ファイル名を指定して実行」というダイアログが出てきますので、「regedit」と入力してOKしてください。
こんな画面が出てきます。
左側の領域に
- HKEY_CLASSES_ROOT
- HKEY_CURRENT_USER
- HKEY_LOCAL_MACHINE
- HKEY_USERS
- HKEY_CURRENT_CONFIG
という項目が出ています。
その中の「HKEY_CURRENT_USER」をダブルクリックしてください。
中身が展開されます。
その中からさらに「Control Panel」をダブルクリックで展開。
その中にある「Colors」をクリックします。
右側の領域にずらーっと設定が出てきます。
これが、Windowsが管理している色の設定なのですが、その中から「Hilight」という設定を探しましょう。こいつが文字列をドラッグ選択した際の背景色指定です。
これが見つかれば、あとは色を変更するだけです。
色の変更
現在、Hilight欄の右側に数値が入っています。これが色の指定です。
3つの数値が半角スペースで区切られて入っていますが、これはRGBの値になります。
RGBってのは「Red」「Green」「Blue」の頭文字をとった言葉で、この3つの色を混ぜてモニタってのは色を作っています。
その赤、緑、青の使用量をここで指定しているわけです。ここで入っている「51 153 255」は
- 赤が51
- 緑が153
- 青が255
という意味になります。
ちなみにPhotoshopなんかを使って、この色を指定してみると、こんな色になりました。
で、これを自分なの好きな色に変更するわけですが、Photoshopみたいなツールを持っていない人は、自分の好きな色のRGB値なんて知らないと思います。
そんなときには、PEKO STEPさんが公開してくれているこのツールが便利です。
RとGとBのゲージで好きな色を作るので、それぞれの値がわかります。
私は、今回濃い目のグリーンに変更したかったので、こんな色にしてみました。この際のRGBのそれぞれの値をメモしておきます。
さて、レジストリエディタに戻りましょう。
先ほど見つけたHilight欄をダブルクリックします。
「文字列の編集」というダイアログが出ますので、この中の「値のデータ」欄に先ほど調べたRGBの値を半角スペースで区切りながら入れます。
「OK」をクリックしたらレジストリエディタも閉じます。
このままではまだ変更されていませんので、最後にPCを再起動します。
再起動後確認すれば、ほらこの通り!