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【TM NETWORK】しくじり先生を見て思うこと

TM NETWORK

昨日、仮面ライダーをロンと見ているときのCMで、「しくじり先生」に木根さんが出ることを知りました。
ロンの好きな番組以外は、ほとんどテレビを見ない我が家なのですが、「しくじり先生」は会社の同僚に以前話を聞いたことがあって、どういう番組かは知っていました。

んーー?

ファンからすれば、木根さんは何もしくじっていないわけで...

で、番組を見ていたら、昔のTMでは、自分がエアギターだった、ということをカミングアウトしつつ、それに関する罪悪感の話が中心でした。

ただ、いつだったかニコニコ動画でこれまでギターが弾けませんでした的なカミングアウトをした時も思ったことですが、これは当時から本人がラジオとかで名言していたことなので、結構ファンの間では知れ渡っていたことです。

カミングアウト時に結構なバッシングがあったと番組で取り上げていましたが、バッシングしていた人って本当にファンなのかなぁ?

木根さんの魅力はギターではないと思うんですね(おい

人前での発言が苦手なウツや、ちょっと別のベクトルから物を言うTKというメンバーの中、ファンとの距離をぐっと縮めてくれていたのが木根さんです。
CAROLのあの世界観も、発案や根本の設定はTKだとしても、それに肉づけをし、物語として確立させたのは木根さんの小説です。小説家でもないのに、処女作であの出来はすばらしいと素直に思います。

また、彼の作る珠玉のバラードは、ファンの間では「キネバラ」として定着しており、個人的にはバラードのメロディはTKの作るものより好きです。
ですので、ギターが弾けない=ミュージシャンとしてダメ というわけではないのです。
キーボーディストとして、TKの存在感が大きかったためにギターを持つことになった木根さん。
でも、ファンが見ていたのは、もっと彼の本質です。

なので、あの番組によって、木根さんの存在を誤解する人が増えそうでちょっと心配です。