css nite LP1
午前中はゆっくりと過ごし、午後から千駄ヶ谷で「css nite LP1」に行ってきました。有料版のcss nite。幸いにも、今回は主催鷹野さんからの「ご招待」という形で行くことができました。千駄ヶ谷までの時間がいまいちつかめず、30分前に着くように出たつもりが、15分前くらいになってしまいました。すでに3人の方が並んでおり、4番目に陣取りました。会場はとても広く、受付もスムーズにしていただいたので、最前列のど真ん中に座ることができました。しばらく待っていると、ほぼ定刻どおりに開始。鷹野さんのあいさつから始まって、軽い笑いで会場がなごんだところで、スタート。当初の予定とは順番が変わって、1番手はMozillaJapanの瀧田佐登子さん。「Webブラウザの歴史とMozillaの標準化への取り組み」という内容で、お話をされていました。ブラウザの歴史は、それなりに勉強してきたつもりでしたが、かなり細かい年表だったので、自分の足りない知識を補うのにいい感じでした。ただ、スライドが最前列でも小さくて見えなかったので、レジュメなどを用意してもらった方がよかったなぁ・・・というのが正直な感想です。少し休憩を挟んで、2番手は上ノ郷谷太一さんと長谷川恭久さんによる「microformats がもたらすドキドキする未来」というテーマでした。時間のほとんどを上ノ郷谷さんが話をして、最後に登場した長谷川さんがまとめていく、といった進行でした。この2人のプレゼンは、楽しく聞くことができました。ただ、正直microformatsは、どうやって自分の中で使い込んでいくのかがピンと来ないところもありました。今後の展開に期待したい技術です。休憩後、いよいよ今日の目的の一人、境 祐司さんによる「CSSデザインを自動化するための7つのルール」です。今回は、HTMLの時代から、アプリケーションを使った「自動化」がなされてきた。そろそろCSSについても自動化される時期になるのではないか、というお話でした。確かにそうだよなぁ・・と。Dreamweaverについても、かなりCSSがいい感じになってきていますが、それでも使い方をちゃんとしないと、結局後で全部手書きで直すことになりますよね。その辺もちゃんとしていくんだろうなぁ。と思います。図解が上手なんですよね、境さん。今回もインストラクターとして、とても勉強になりました。この次が、css nite初めての外タレ(?)OperaのCharles McCathieNevileさんによる「CSSを活用し、最高のインターネット体験をあらゆる端末へ」というテーマのお話でした。英語のプレゼンなので、長谷川さんが通訳をされていました。チャールズさん、すごくオーディエンスを引き込むのがうまい。英語のプレゼンなので、どうかな?と思いましたが、面白くて、ぐんぐん引き込まれました。今回の中では、ソースコードにも直接触れて、一番テクニカルな話だったような気がします。中でも一番興味深かったのがmedia queryの話で、「CSSで条件分岐」な話でした。個人的に、何度トライしても、苦手なままのJavaScriptよりは、ずっと使いやすく感じます。CSS3、早く使える環境になってほしいですね。最後は、今回一番期待していた矢野りんさんの「サイトデザインの2大要素を徹底的にお勉強しよう」でした。以前、この方のWebレイアウト講座へ行ったことがあって、すごく面白かったんです。んで、今回もやっぱり面白く、そしてためになりました。デザインをきちんと学んだことがない僕にとっては新鮮な内容ばかりで。やっぱりデザインや配色ってなんとなーくの勘でやっちゃだめなんだってことがよくわかりました。宿題が出されましたが、めちゃくちゃ難しいです。これ、大丈夫かな。。途中の休憩時間に矢野りんさんの「WEBレイアウト・セオリー・ブック」を購入。直筆サインもいただきました。帰りの電車の中で読みましたが、おもしろいです。本当に、有料版だけあって、内容が充実しており、どんどん、自分のサイトにも反映させていかないとなぁ・・・と思った1日でした。12月には、Draemweaverにテーマを絞ったイベントがあるので、そちらもめちゃくちゃ楽しみです。