【イベント】css nite vol.34
日本情報化農業研究所 古荘貴司さん今月2回目!css niteです。もう34回目なんですねぇ・・・有料版やら地方版やら入れると、今回が99回目のイベントなのだとか。鷹野さんはじめ、スタッフのみなさんの精力的な活動に脱帽です。今回はとっても豪華に4本立て!あまり普段話を聞くことができない話をいろいろ聞いてきました。1本目は、mindmap.jpの伊藤 賢さんによる「マインドマップ」のセミナー。マインドマップって、関連する言葉と言葉を地図みたいにつないでいくあれのことだよねー?って程度の認識しかありませんでした。iMindmapというアプリケーションを使ったマインドマップの描き方を実践してくれたのですが、これがとてもわかりやすくて。伊藤さんは、普段からマインドマップの描き方を教える講師をされているとのことだったので、そのせいかもしれませんね。打ち合わせなどで取ったメモって、後から見るとわかりづらかったりするもの。それがマインドマップで取ったメモであれば、どういった話の流れから、そのキーワードが出てきたのかがわかりやすいので、顧客のニーズを正確に把握することができる、というお話でした。むぅ、確かに。ちょっと習得までにコツがいりそうな感じですが、少しずつマネごとから始めてみようかと思います。2本目はカヤックの外村和仁さん。プログラマー視点から見るマークアップがテーマでした。外村さん自身はプログラマーさんらしいです。ケースバイケースで、マークアップは、デザイナーとプログラマーでどうやって分担するのか?みたいな例を出して話をされていました。PHPを使うようになった今、自分自身でもクラスとかIDをPHPで割り当てて外部CSSで処理するか、PHP中に装飾のCSSを書いてしまうか迷うことが多々あります。適当に決めちゃうと、後でとっても面倒くさいことになるので、しっかり決めてからじゃないと作れないこともあったり・・・これが自分の中での自問自答なのでいいのですけれど、実際に自分対他人だったら、かなりうまくコミュニケーション取れないとイライラするんじゃないかなぁ?と思います。外村さんの意見も、つまるところちゃんとプログラマーとコミュニケーション取ろうよ、ってことでした。ま、そうですよね・・・3本目!日本情報化農業研究所 古荘貴司さん。最近巷で話題の「SOY CMS」の紹介セミナーでした。実際にデモを動画で流しながら、アテレコで説明をされていました。いつの時代も便利になると職人芸が必要なくなるのは、世の理だとは思うのですが、このSOY CMSもそうですよね。今までは、Movable TypeやらWORDPRESSやらでヒーヒー言いながらCMSの仕事をこなしてきたわけですよね?その分、CMSを取り入れたサイトの案件は高額だったりもしました。それが、こういったCMSが登場することによって、作成の手間も時間もグーっと短縮されるわけです。今まで苦労して培ってきた俺のMT知識はいったい・・・ってなことを感じる人も多そうですね。まぁ、これはPhotoshopとかIllustratorなんかにも言えるわけで・・・今まで職人芸っぽかった色補正も、かなり充実の色調補正機能でカンタンにできるようになってきていますし、トレースの技術なんかも、ライブトレースの精度がバージョンごとにあがってきているみたいなので、将来的にはトレースの作業はずーっと敷居が下がりそうです。話が脱線しちゃいましたが、うぅむ、SOY CMS,恐るべし。そして4本目は、レベルQのトミモトリエさん。僕の角度からは、終始モニタの影になってしまって写真が撮影できませんでした。残念。自分をレンタルする企画をやっている「自分屋24」とかごはんをおごってくれる「おごるTV」なんかを企画した人です。底抜けに明るい女性で、テンション高い、そしてとても女性らしいかわいいスライドで話をされていました。こういった女性的なセミナーって男には出せない空気感があって、聞き手をぐっと引き寄せる魅力がありますよね。すごい人だな、って思いました。どういった経緯で、こんなおもしろサイトが生まれたのか、という話が中心でした。んで、結局どんなにテクノロジーが進化しても、やっぱり人間力でしょう!みたいな結論になったのですが、ちょっと胸がチクリと痛みました。いつも、自分の技術面を磨くことには結構積極的じゃないかなぁ?って自分では思うのですが、そういった人とのコミュニケーション力とか、発想力とかを磨くことは全くといっていいほどしていません。自分でも目をそむけていた部分にライトを当てられたようで・・・トミモトさんを見習って、自分も人も「楽しい」と思えるような企画を生み出せるようになろうと思いました。これ、ほんと大事なことですよね・・・今回はスクールインストラクターとしても生かせそうな話ばかりだったので、明日からでも仕事に生かして行きますよ!