【ガンダム】でっかいシャアザク
2009/7/23
ガンダム
『機動戦士ガンダム30周年プロジェクト』の一環として、ガンダムに登場する主役モビルスーツ「RX-78-2ガンダム」の全長18メートル、重さ35トンとなる等身大立像が、東京・お台場の潮風公園に設置され話題を呼んでいる。そんな中、実は青森県南東部に位置する上北郡おいらせ町では、1年以上も前から「ガンダム立像」が話題を呼んでおり、6月には“シャア専用ザク”というロボットも完成したという。 青森ガンダム立像の制作者は、同町の理容師・鈴木敏美さん。お台場のガンダムとは違い、ガンダム初期作品に登場するいわゆる「ファーストガンダム」をモデルに立像制作に着手。以前まで人間大の石こう像などを作っていた経験があったことから、野外に飾れる巨大像の制作を考えていた。実はガンダムが好きだったわけでも、詳しかったわけでもなかった鈴木さんだが、近所の子どもたちのリクエストを受け入れて、巨大ガンダムの制作に挑戦することとなった。 型枠を作り、そこにモルタル材を流し込んでパーツを造る。型枠はプラモデルの部品を拡大して設計するため、「巨大版プラモデル」さながらのリアルなガンダム像だ。ガンダム像は2007年11月に、約1年をかけて完成。高さは3.5メートル、重さは約2トンと、お台場の等身大には一歩及ばない大きさだが、それでも近くで眺めるとその迫力と完成度の高さに驚かされるという。 しかも、夜間は腰のベルト部分や目、ヘルメットなど体の一部が光るというから、お台場のガンダムにも負けていない。昨年1月からは、ガンダムのパイロットであるアムロ・レイの宿敵、シャア・アズナブル操る「シャア専用ザク」の制作を手がけ、6月に完成したばかり。ザクは目が動く作りになっている。 「お台場のガンダムにはかなわないが、こちらのガンダムも他県から見に来てくれる人もいて人気」と話す鈴木さん。地元のおいらせブランド推進協議会が進める「おいらせ☆一番星」にもこの作品が選ばれ、認知度も広がった。ちなみに3体目は、設置スペースを考えて、1.2mほどの小型で可動式の「ジオング」を制作しようと考えているという。(情報提供:フルタイム) 引用元:oricon careerhttp://career.oricon.co.jp/news/67570/full/