【夏休み2日目】法事
2011/8/13
日記
今日は郡山で叔母の初盆がありまして、行ってまいりました。
父方の実家なので、父と2人です。
4時半に迎えに来てもらい、一路郡山へ。
昨夜は暑さのために寝苦しく、夜中に目が覚めてそのまま起きていたので寝不足ぎみ。
父は夜勤明けでシャワーを浴びて、そのまま。
ということで、父のほうが元気があったので、行きの運転はお願いし、僕は爆睡。
気がつけばすぐ近くまで来ていました。
車中のテレビでは東北自動車道がこの時間ですでに70km以上の渋滞と伝えており、常磐→磐越で来たおかげで、それに巻き込まれずに済みました。
7時半過ぎに現地到着。
まずは父の実家へ。初盆を迎えるのは、ここから歩いて5分くらいの場所にある家です。
父の実家は農家です。
なので、放射線の被害をダイレクトに受けているわけで、、そのあたりの話を聞きながら、お茶を飲んでおりました。
と、気になったので、父に法事は何時から始まるのかを聞いたところ「知らない」との回答・・・ん?
父の実家は、叔父が数年前に亡くなり、叔母は隠居生活なので、息子(僕の従兄ですね)が継いでいます。
その従兄に、何時から聞くと「今日は坊さん、来ねぇんでねぇの?」という回答。
おろ?
んじゃあ、お寺に行くのか?と聞いたら「いんや、お寺は、家族だけで12日に済ませたって言っでたよ?」と。
あれれ?じゃあ、今日は特に行事があるわけじゃないんかい?
聞いたところでは、家に親族やら部落の人たちが来て線香をあげて食事をして帰る、って流れだから、行ってきたらいい・・と。
それじゃ、好きな時間帯に行けばいいんだね、ということで、父の判断を待っていたものの、一向に向かおうという気配がなし。。。
「どうすんの?」と聞くと、父のすぐ上の兄(僕の叔父)がもうすぐ来るので、待って、一緒に行こう、とのこと。
まだまだ叔父は来そうもなかったので、散歩に出ました。
行きがけに父から「車にタッパーが入ってるから、カブトムシを捕まえてきてくれ」と。
カブトムシが捕れるポイントがあるんですが、数分で足の形が変わるほど蚊に刺されたので、断念。
強い日差しの中を田園眺めながらぶーらぶらと歩きます。
と、珍しいトンボを発見!
羽が真っ黒!
意外にすばしっこいやつで、手で捕まえるのは無理そうだったので、手に持っていたタッパーで捕獲!
漆黒の羽にメタリックグリーンの体がとっても美しいトンボでした。
ネットで調べたらハグロトンボというそうです。
タッパーに入れておくと、暑さで死んでしまいそうだったので、写真を写してから放しました。
さて、そんなこんなで田園風景を楽しんで、写真をパチパチと撮っていると、父が車で迎えに来ました。
カブトムシのポイントへ戻るものの、やはりカブトムシは見つからず。
そのまま実家へ戻りました。
迎えに来たくらいだから、このまま叔母のところへ線香をあげに行くのだろう?と思っていたら、再び座り直し、お茶をすする時間に突入・・・まだ叔父はやってきません。
ん?なんで連れ戻されたんだ・・・?もっと散歩してたかったのに!!
このアタリから、イライラする一日が始まりました。
ここからはただの愚痴をこぼすチラ裏にもならないブログなので、スルー推奨です。
結局、昼になるまで、何もしない時間が過ぎました。
かなり苦痛です。
テレビも普段みないので、つまらないです。
このままじゃ、拉致があかない、と父に車の鍵をかり、コンビニめぐりすることに。
実はランチパックには、東北限定のものがり、主に「すんだ」系のがあるはずなんです。
なので、それを探しに行くことに。
ファミリーマート→セブンイレブン→デイリーヤマザキ→ヨークベニマル(スーパー)→セブンイレブン
とめぐるも、東北限定メニューには出会えず。
家に電話すると、叔父が来たというので、急いで戻りました。
叔父・叔母と久しぶりだったので、談笑し、いつになったら行くのだろう?と疑問が頭をもたげてきた頃、従兄の奥さんが「みんな、もう線香あげにいっだのがぃ?」と。。
そのとき、叔父から驚くべき言葉が・・・
「うん、俺らは行ってきだー。千葉の2人はこれからだぁ」と。
あれれっれ???
一緒に行くって段取りなんじゃないの???
父は平静を装っていたものの、きっと、あてが外れた、と思っているはずでした。
でも、これで、何の問題もないわけですから、すぐにでも線香をあげに行けばいいはずです。
・・・が、それでも動こうとしない父。
僕もかなりイライラしてきました。
父は従兄に「お前は何時頃行くんだ?」と。
「うん、そうだね、一軒別に回るところがあるから、そこに行ってからだね」と従兄。
「それなら、そのときにうちも一緒にいくわ」と言い出す父。
えぇ!いったいいつになんの?
僕が行く前は、法事は昼前から始まって、昼食を食べて、夕方4時くらいには出発できると思い込んでいたので、この会話の時点で2時半でしたから、かなり遅くなるんじゃないか?とハラハラし始めました。
結局、そのまま何もしない地獄のような苦痛の時間がすぎ、結局叔母のところへ向かったのが4時半ごろ。
それでも少し料理に箸をつけて帰るくらいなら5時くらいまでかなぁ?と思っていました。
すると、叔母の家に来ていた東京の町田から来ている叔父と叔母(父の姉)を、車で送っていってくれ、と言われたので快諾し、少し離れた叔父の実家へ。
これで、車で戻って、そのまま父を乗せて実家へ戻り、着替えて挨拶して帰れるなぁ、と思っていたら、叔母の家ですでにベロンベロンで、部落の人と盛り上がる父の姿・・・
もう僕が座る席も無くなっており、居所に困って、部屋のすみで座って待っていましたが、一向に終わる気配がないので、車で待つことに。
それでも来る気配がないので、じゃあ、またコンビニでもめぐりましょっかい、と決めて、さらにデイリーヤマザキやセブンイレブンなどをめぐりましたが、結局ランチパックの東北限定には出会うことができず。。。
その後、叔母の家に戻って様子を見ては、あきらめるの繰り返しで、結局父が出てきたのが21時近くなってから・・・
なんつーか、こういう席に何時間も陣取る人って初めて見たよ・・・
父と従兄を車に乗せて、実家へ。
この時点で父は車中で爆睡。
僕は着替えて、すぐに出発したかったものの、従兄が米と野菜を用意するからちょっと待っておけ、ということで、叔母と話をしつつ待っておりました。
「もう、おそいがら、どまってげぇ(泊まっていけ)」といわれましたが、明日も朝から用事を入れているので、なんとしても今晩中に帰りたいのです。
お米と新鮮野菜をどっさりともらい、お礼を言って出発できたのが21時半。
高速に乗り、磐越→常磐で、途中休憩を取りつつ、爆走して、地元近くの柏ICについたのが深夜の1時。
国道に入り、さぁ、あとちょっとで家だぁ、と思ったあたりで父起床。
「んー、どこかのパーキングに入ってくれ・・・トイレ・・
「もう、高速は降りたよ、コンビニでいいの?」
「どこでもいい・・・しょんべん」
近くのコンビニに入り、父がトイレに行き、おにぎりを買って食べてから出発。
自宅近辺になり、さぁ、もうすぐ我が家だー!と思っていたら、「そこの交差点・・左」
なにぃ!もうまっすぐ行けば、5分ほどで我が家なのにっ!
「なんでだよ?」と聞いても答えない父。
仕方がないので、左折してしばらく走ると、林の中の街灯で止まれ、と指示されました。
父:「ここが・・・よくクワガタが飛んでる街灯だ」
僕:「・・・・・」
父:「・・・・・・・」
僕:「・・・・・・・・・・・・・・へ?そんだけ?」
父:「そう」
もう、さすがに頭にきて「あのさ!もう俺は帰りたいんだよね。クタクタなんだ。クワガタとか、今じゃなくてもいいだろっ」と叱るものの、父には響いてないようで・・・
「今何時だぁ?」と。
「もう1時半だよっ」
「そんじゃあ、ベイベは寝てるなぁ」
プチン!
あったりまえだー!
誰のせいで、こんな時間になったと思ってるんだ!!!
もう家に帰る頃は怒り心頭でした。
相方に出迎えてもらい、風呂に入っていても、布団に入ってもムカムカ。。。
もう、父と一緒に法事行くのはよそうと心に誓いました。
次回からは自分の車で行きます。ほんで自分のタイミングで帰ってきます。
はぁ、久しぶりに自分の親に怒りを覚えました。中学生以来くらいですよ(苦笑
でも、となりで寝ているベイベが寝言で「うーーん、とらっくー、とらっくー」とつぶやいてるのを聞いて、なんかほっこりした気分になったので、このまま寝てみようと思います。おやすみなさい。