【日記】隅田川の花火大会
2012/7/28
日記
スクールの生徒さんの一人で、とある会社の社長婦人がいらっしゃるのですが、ありがたいことに僕の授業を気に入ってくれていて、定期的に習いに来てくれます。
そんな婦人から「うちの会社、隅田川の花火大会第二会場の目の前なので、よかったらご家族とかお友達とか誘ってきてください」と誘っていただきました。
お言葉に甘えて、相方とロン、そしてあっち夫妻を誘って行ってきました。
テレビ中継では見たことがありますが、生で隅田川の花火を見るのは生まれてはじめてです。
僕と相方は、先日購入したおニューの浴衣に身を包み、ロンにも甚平を着せようと思ったのですが、なぜかロンは着るのを断固拒否。
ちょっと無理に着せようとしたら珍しいほどの大号泣。
かわいそうになったので、ロンはいつもどおりのトーマスTシャツで行くことにしました。
1時間前くらいに浅草に到着し、まずは出店で軽くおなかを満たし、会場へ。
ロンは花火の音が苦手なので、ちょっとブルー気味。
開催を告げる空砲がなるたびに飛び上がって泣きながらしがみついてきます。
あ、そうそう、バンダイのお膝元ってのが関係しているかどうかはわかりませんが、あちらこちらでこんなうちわを配っておりました。
やがてあたりが暗くなり、少し離れた第一会場で花火が始まりました。
かなり離れているので、音もあまりしませんでしたが、それでもロンは大びびり。
そして、第二会場スタート!
本当に目の前で花火が打ちあがりました。
スカイツリーをバックに、かなり絵になる見ごたえです。
でも、もうロンは、しがみつきっぱなしで、花火を観ようともしません。
「見ないから怖いんだよ。見てごらん、キレイな花火だよ」と数回さとしたところで、なんとか恐る恐る花火を見るロン。
ちょっとずつそんな感じで慣らしていき、最終的には膝の上に抱っこして花火を見るところまではできるようになりました。
それでも、ずーっと手を握っていて、一瞬も離すことを許してくれませんでしたが(笑
ロンはずっと小声で「はなびきれいだなー、はなびきれいだなー」と何かの呪文のように唱えていました。たぶん恐怖を克服するための彼なりの努力だったんだと思います。
ちょっとかわいそうでしたが、おかげで、こちらはたっぷり最後まで花火を満喫することができました。