【読書】私が彼を殺した
2013/6/15
読書
読了しました。
以下、ネタバレ含みます。ご注意ください。
まったく本の趣旨を知らずに購入したため、読み終えた直後に
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となりました。
この小説、最後まで犯人がわかりません。
最後の一行が加賀刑事の「犯人はあなたです」という一言で終わります。
んで、犯人は読者が推理しなさい、と。
読み終えて、なんじゃこりゃ?とAmazonの評価を見て趣旨を知り、悶々としたので、ネットで解説ページを見つけて読みました。
結果、真犯人はこいつかー!ってのはわかりましたが、同時にどこの解説サイトでも挙げられている「指紋」の疑問点は、確かにひっかかります。
まぁ、なんにしても、推理小説は、それなりに「こいつは怪しいなぁ」と思いながら読んでいますが、本にちりばめられた伏線を細かく記憶しながら読むタイプではないので、最後は登場人物に謎解きをしてもらって「そうだったのかー!」と思いたいタイプなので、この手の小説はちょっと...読んでる途中は面白いんですよ。次の日の仕事のことを考えずに夜更かしして読み切っちゃうほどに。
それだけに最後はスッキリ読み終わりたかったかなー、なんて。
推理小説を自分で推理しながら読むタイプの人にはいい腕試しになる一冊だと思います。