【日記】パソコンインストラクターが思うこと
t-hosoはパソコンのインストラクターです。会社のパソコンとかネットワーク管理したり、プログラム組んだり、システム組んだりしてますが、メインの業務はパソコンの先生です。そんなパソコンの先生が、講習をしていて感じる「受講のマナー」というものがあります。なんやかんや思うところがあるので、一度吐き出しておこうと思います。インストラクターをしていて、ガッカリというか悲しくなってしまう事があります。羅列すると、1.受講中、ほとんど寝ている2.携帯をいじる3.操作案内と関係ない作業をするの3つです。1.受講中、ほとんど寝ているこれはもう、論外といいますか…まぁ、「講習の進め方が悪い」と言われればそれまでなんですけど、講習が始まると同時に寝てしまう人もいたり…何をしに来たんだろう?と思ってしまいます。中でもたちが悪いのが、こちらが解説をしている間だけ眠って、作業が始まると起きるタイプ。インストラクターは、常に難しい講習内容をどうやって解説したらわかりやすくなるか?というのを日頃から研究して工夫して話をしています。言わば、インストラクター的に一番聞いて欲しいところなんです。そこだけ狙って寝られると、インストラクターとしての自分自身を全否定されたような気分になっちゃいます。2.携帯をいじるこれは本人は悪気はないのかもしれませんが、かなりインストラクター的には不快です。大体、隠れてやっている場合もあるんですが、教壇から各席は丸見えです。講習の開始時に「講習中の携帯使用は控えてもらい、必要であれば、教室から出て使って下さい」と案内していますが…統計的に遅刻してくる人ほど、この現象が顕著です。遅刻したために、初めの注意点を聞いてないんですね…でも、わかろうよ。それくらい。プライベートでも、とても不快感を感じるのが、映画の上映中とかコンサートの最中に携帯を見ている人。まわりが暗いだけに、ものすごく気になるんですよね・・・ほんと、携帯電話のモラルは年年低下している気がします。自分がやられたら…と考えてみてください。3.操作案内と関係ない作業をするこれはですね・・・ちょっと扱いが難しいパターンでして・・・初心者向けの授業の序盤に目立つタイプなんですけど、ある程度独学でアプリケーションを触ったことがあると、初心者向けの内容は聞いてもムダと言わんばかりに、テキストを自分で見て勝手に先の作業をやっちゃうんです。「俺は、まわりの奴らとは違うんだ、ある程度できるんだぜ」というアピールに見えます。インストラクターから見ると、かなり“痛々しい”行為です。なんかかえって哀れに見えます。スクールに学びに来ているんですから、知っている内容でも、もう一度自分の知識を棚卸するつもりで、真摯に聞いた方がスキルアップにつながると思いますよ。・・・とまぁ、いろいろ書いたわけですが(なんかグチになっちゃいましたね・・・すみません)、結局インストラクターの喜びは「授業、すごくわかりやすかったです!」と言ってもらえることなんですよね。なので、今後もわかりやすい授業を目指して、がんばりたいと思います。